ツマグロヒョウモン
2016/10/16
ツマグロヒョウモン(メス)
奈良県吉野郡十津川村小原
2016/10/16
2015/08/22
ツマグロヒョウモン(メス)
奈良県吉野郡十津川村小原
2015/08/22
2015/08/22
メスの擬態
ツマグロヒョウモンの名は、メスの翅の先が黒いことから付けられた名前です。
人目を惹く鮮やかな模様のツマグロヒョウモンですが、メスの模様は同じく暖地系の蝶であるカバマダラに擬態しているようです。
カバマダラの幼虫がトウワタという外来種の有毒植物を食べて育つため、成蝶になっても体内に毒素が残り、一度毒に当たって苦しんだ鳥たちは、二度とこの蝶を襲うことはしないそうです。
オスとメスで模様の違うツマグロヒョウモンですが、メスの模様は有毒のカバマダラに似せて、小鳥などの外敵から身を守るための知恵だということが解ります。
ツマグロヒョウモン(メス)