H26年3月14日 春の香りを探しに十津川村の湯泉地温泉へ出かけました
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三月中旬、桜の季節には少し早いですが、春の香りを探しに十津川村へ出かけました。(〃∇〃)
JR五条駅から奈良交通バスに乗り、湯の原バス停で下車。湯泉地温泉周辺の旧168号線沿いを散策です。
お天気もよくやわらかな日差しの中で、まったりと十津川の風景を楽しむことができました。
カメラはニコンD7000とα300(きのこカメラ)です。
JR五条駅
JR桜井線(万葉まほろば線)の奈良旅万葉ラッピング列車「万葉の四季」です。
105系をベースにラッピングを施した観光列車で4種類のデザインがあります。
今回は春らしく、梅の花のラッピング電車でした。
十津川村役場の1つ手前にある湯の原バス停です。
暖かい日差しの中、十津川沿いの旧道を湯泉地温泉までのんびりと歩きながら散策してみました。
ひまわりさんは今回も道の駅でコーヒータイム~ヾ(´∀`○)♪ とのことで、後ほど合流です。
鹿のマークがかわいい奈良交通バスの湯の原バス停です。
この先を十津川沿いに東へ入ると旧168号線です。
この道は穴場ですよ~♪ サイクリングにもいいしね~(^_^)v
アオキ(ミズキ科アオキ属)
日本特産の常緑低木で、日陰でも育つ代表的な陰樹です。
綺麗な赤い実を見つけたので記念に撮影しました。
葉っぱは薬効があり、軽いやけど、しもやけ、はれもの等に効果があるそうです。
クン谷あたりの名もない滝です。小さな滝ですが、
前日の雨のせいか、ドドドドッと音がするほどの水量があり豪快でしたよ~♪
山側に少し開けた場所があったので覗いてみると、スギの人工林でした。
クン谷→湯之谷クン谷から湯之谷方面へ向かう途中にある緑のトンネルです。
柔らかな春の日差しに、木々の緑が透けていました。
気持ちいい~(*^_^*)
湯之谷へ向かう途中の赤茶けた鉄橋です。
クン谷→湯之谷橋の手前に石碑があり「ありのこしはし」という名前が書いてありました。
クン谷→湯之谷ヌルデの実(ウルシ科ヌルデ属の落葉高木)
ヌルデの実の表面には、白い粉のような分泌物がついています。
この白い粉のようなものをなめると、酸っぱさが混じった塩のような味がするそうです。
旧道の谷側を流れる十津川の風景です。
クン谷→湯之谷前回と同じ場所からの撮影ですが、前日からの雨の影響で川の色が濁っています。
この角度から見ると 岩肌が長い年月かけて削られたんでしょうね~。
湯之谷から湯泉地方面の景色です。
パラパラとアレラが降り、少し日が翳ってきました。
湯之谷橋の南詰めにある親柱です。この橋を渡ると湯泉地に入ります。
湯之谷これまで何度も通っていたにも関わらず、気がつかなかったのですが、
豊臣秀保終焉の地と書かれた石碑がありました。詳細は
十津川村役場のページをご覧ください。
サルスベリ(ミソハギ科の落葉中高木)
サルスベリの実です。「愛嬌・不用意・世話好き・雄弁・活動」など
様々な花言葉がある百日紅、夏には綺麗な花を咲かせます。
湯泉地にある古いつり橋です。現在は通行止めになっています。
十津川荘
午後3時頃、十津川荘さんに到着です。十津川荘さんの前まで来ると、
玄関の前でおばあちゃんと話しているひまわりさんに出会いました。
女将さんの生け花です。ヤシャブシの実があしらわれていました。
十津川荘この日の掛け軸は十津川の風景かな?
山あいの川辺に茅葺の一軒家があり、川面には渡し舟が描かれています。
まるで桃源郷のようで、こんなところに住みたいなあと思いながら眺めていました。
H26年3月15日 晴れ
十津川荘さんの朝食です。
いつもヘルシーでお腹いっぱいになります。
十津川荘さんの窓からの景色です。この日もよいお天気です。
十津川荘朝日に映える赤い橋のある風景。
十津川荘お気に入りの館内露天風呂です。
今年は源泉をくみ上げるための配管を新調しました~。*:・’゚☆゚・*:ヽ(〃v〃)ノ*:..。o○☆*゚
以前より配管の距離が短くなったので、温泉成分が蒸発せず、
スベスベ効果たっぷりの温泉が期待できますよ~。☆.。.:*・゚(*´-`*)ゞ
湯泉地
十津川荘さんの横にある滝です。
いつも沢山の水が流れているので、滝つぼのようになっています。
十津川荘さんの横にある階段を使い、久しぶりに川原へ下りてみました。
湯泉地川原から見上げた湯乃平の山です。もこもこのシイの木がよく見えます。
湯泉地こちらは東側の景色。赤い橋の上にある、白っぽい枝はヤマザクラです。
湯泉地川の西側には黄色い小原大橋が見えます。
橋の左側には、十津川村役場や道の駅十津川郷があります。
このあたりの山は、シイ・カシ類を中心とした常緑照葉樹に覆われています。
シイ・カシ類は俗に言うドングリの木で、西日本の自然植生で構成された森になります。
それは二次林から植生遷移した極相林であり、西日本の原生林の姿を表しています。
湯乃平から湯之谷方面の景色です。このあたりの山は民家が近いためか、
植林されたスギの人工林が目に付きます。
アセビ
アセビは枝葉に「アセボチン」という有毒成分を含んでいて、
馬が食べると脚が萎えたところから足廃(あしじひ)→(あしび)→(あせび)となったそうです。
ヒトツバ(ウラボシ科ヒトツバ属の常緑性シダ植物)
幅の広い葉は裸葉と呼ばれる栄養葉で、光合成を行い水分を蓄えたり、胞子をつくる働きをします。
幅の狭い葉は実葉と呼ばれる胞子葉です。
同じ葉を裏側から見たところです。上の葉が裸葉で下が実葉、
茶色い部分が胞子嚢群(ソーラス)です。
実葉のマクロ撮影です。胞子葉の裏面にはソーラスがあり、胞子が詰まっています。
湯泉地マメヅタ(ウラボシ科マメヅタ属の常緑性シダ植物)
丸い葉は栄養葉で、細長いツクシみたいなのは胞子葉です。
胞子葉の裏面には、茶色いソーラスが見えます。