H26年10月16日 初めての車の旅。熊野本宮大社をはじめ、川合神社・武蔵・清納の滝・瀞八丁と楽しんできました
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秋の十津川村、日にちが取れたので4泊5日、初めての車の旅です。
湯泉地ミズヒキ(タデ科イヌタデ属)
お昼過ぎに十津川村に到着。この日は移動日なので、
十津川荘さんの近くの旧道を散策です。
十津川沿いの旧道を歩いていると、コアカソの花を見かけました。
湯泉地赤い橋の近くの空き地には、小さなキノコが生えていました。
湯泉地ヒメコガサかな??近づくとこんな表情です。
クリックすると大きな画像が見れますよ。
すぐ近くの道端にはスミレの花が咲いていました。
湯泉地十津川荘さんの近くの斜面にはいつものリンドウの花が咲いていました。
湯泉地表皮が溶けて、網状の葉脈だけになったホオズキの萼です。
残念ながら中の実は見ることができませんでした。
H26年10月17日 晴れ
朝から良いお天気です。この日は熊野本宮大社に参拝することになりました。
十津川荘いつもヘルシー、十津川荘さんの朝食です。
十津川荘十津川荘さんの窓からの景色です。
十津川荘綺麗な秋晴れに恵まれました。
道の駅 奥熊野古道ほんぐう
十津川村から熊野本宮大社に向かう途中にある、道の駅 奥熊野古道ほんぐうです。
新しくバイパスが出来たため、旧168沿いになってしまいましたが、
初めて十津川村にサイクリングで来たときに、川湯温泉へ向かう途中で休憩したことを思い出します。
R168を隔てて熊野本宮大社の向かい側にある世界遺産熊野本宮館です。
内部は撮影禁止ですが、本宮関連の展示や図書閲覧コーナー、企画展が行われる展示ロビー等があります。
世界遺産熊野本宮館の南棟を出ると、大斎原へ向かう参道につながっています。
ダイナミックで見とれてしまいました。
大斎原の鳥居をくぐると、世界遺産の石碑がありました。
熊野本宮大社熊野本宮大社の参道です。鳥居の手前には八咫烏のかわいいのぼりがありました。
ヤタガラスのファンになってしまいました(笑)
参道入り口の鳥居は、神が宿る神域と人間が住む俗界を分ける結界を表しています。
神社の参道は、ご参拝の心を静めお願いごとを整えていくアプローチの場になります。
参道の石段には「熊野権現」の奉納幟が立ち並び、158段の石段を登ることで神の宿る神域に一歩いっぽ近づきます。
熊野本宮大社の御神殿は、夫須美大神、速玉大神、家津御子大神、天照大神、八百萬の神が祭られており、
参拝順路が決められています。残念ながらここから先は、撮影禁止です。
中に入ると、広くないですが建屋に吸い込まれるような感じがしました。
熊野、、、人間の原点なのかもしれません。。。
両端にある垂れ幕の文の意味、何か深いものがあるような気がします。
拝殿の横に設置された「八咫ポスト」。ポストの上には3本足の八咫烏の像が取り付けられています。
熊野本宮大社無事にお参りも済ませ駐車場へ戻ります。
十津川荘十津川荘さんの夕食です。いつも気持ちのあったか~いお料理をありがとうございます♪
H26年10月18日 晴れ
十津川荘十津川荘さんの朝食です。
「満足!」五感がフル活用して身体が喜んでます(笑)
十津川に来てから毎日良いお天気が続きます。
朝食後、コーヒーご自由に~♪
こちらは十津川荘さんの一階の食堂にあるコーヒーセットです。
食堂の窓から見える川の景色や、目の前を飛び交う小鳥を眺めながら、
朝食後のコーヒーを頂きました。
玉垣内
十津川荘さんから車で30分位、
玉垣内のバス停の近くを通ると川合神社と書かれたお社がありました。
車を降りて近づくと、立派な石積みの神社でした。
調べてみると、昔は出谷、上湯川、西川谷が一緒に玉垣内の川合神社をお祀りしていたそうです。
ところが、川合神社のお祭りの餅投げの時になると、たびたびけんかが起こりました。
慶長十年六月一日、川合神社のお祭りの時、餅投げが始まると、またまたけんかが起こりました。
「これは困ったことじゃ。こうたびたびけんかが起こるようじゃ、何とかせねばならん。」
という人々の声が高まると、それぞれの村の人々の間で話し合いがもたれました。
そうして川合神社の神霊を分霊して、それをそれぞれの村に迎えて祀るということに落ち着いたそうです。
そうして、みたまを受けて帰り、祀り始めたのが上湯川の天神様であり、出谷の天一神社の起源だと今に伝えられています。
詳しいお話は、 十津川探検~十津川郷の昔話~ に書かれていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
玉垣内川合神社の狛犬もポカポカ陽気にご機嫌です。
玉垣内川合神社にはもう一つ昔話があります。
川合神社から十津川温泉に向かうR425に沿って流れる西川の底には大きな穴があって、
ゴウラブチ(河童淵)と呼ばれていたそうです。これは径一尺位の穴で、
ここにツカイモノ(グチナワ)が棲んでいたという言い伝えがあります。
ゴウラは十津川村の妖怪譚に、 グチナワは十津川村の動物[狩猟]譚 蛇→◎大蛇・竜神に書かれています。
山手玉垣内からふるさと林道を通って山手の集落を過ぎると、クサギの花が咲いていました。
山手時期的には遅いと思うのですが、まだ蕾の状態で残っています。
山手赤い花びらに青い核果と綺麗なコントラストを見せています。
そのコントラストは「2色効果」といい、鳥に強くアピールするそうです。
道の駅十津川郷
山手から道の駅十津川郷に戻ってきました。
道の駅十津川郷お昼ごはんはそば処行仙でなめこおろし蕎麦とめはり寿司をいただきました。
武蔵
午後からは森林組合で買った熊野古道の杖を片手に、武蔵までハイキングです。
この杖、「よい仕事しますわ~!!」軽いし♪
十津川荘さんの前から武蔵へ向う坂道です。
ポカポカ陽気に木陰が涼しい~。
綺麗な緑が青空に映えます。
十津川荘さんを出てから武蔵の集落の入り口まで、
写真を撮りながらのんびり歩いても、1時間少々で到着です。
武蔵の集落を通り過ぎてずんずん歩いていくと、
田んぼの間に大きな柿の木がありました。
柿の木を横目に見ながら歩いていくと、目の前に石垣が見えてきます。
武蔵石垣を通り過ぎるあたりは小さい峠になっており、
峠を過ぎると農道のような舗装路と合流します。
見晴らしの良い高台からは、武蔵の村落が一望できました。
武蔵帰りは秋の田園風景を眺めながら舗装路を下ります。
武蔵帰り道、ふと道端の茂みを見るとアサギマダラが飛んでいました。
この蝶は春から夏にかけて日本列島を北上し、秋になると暖を求めて
沖縄や台湾まで渡りをする長距離飛行で知られています。
途中の石垣には、ミセバヤがピンクの花を咲かせていました。
武蔵集落の中心には、旧武蔵小学校があります。
武蔵午後3時50分、少し日が傾いてきました。
武蔵武蔵から帰る途中の石垣には、アキチョウジの花が咲いていました。
武蔵かわいい薄紫の花びらが目を引きます。
十津川荘武蔵から帰ってくると、秋の夕日に照らされたムラサキシキブが
綺麗な紫色の実を輝かせていました。
H26年10月19日 晴れ
R425この日は、ひまわりさんが前々から行きたかった瀞峡を目指してR425をドライブします。
新しく発見された清納の滝十津川村観光振興課の方から紹介していただいた清納の滝です。つい最近発見されたそうでびっくり、早速場所をお聞きして探しにいきました。
クリックして頂くと画像が大きく写ります。滝つぼ、虹が出てるのが見えますよ~(*^-^)/♪
瀬野の滝滝つぼから流れる水の色は透明で、川底が透けて見えます。
R425R425は片側を山に、片側を川に挟まれて、
景色の良い林道のような道が続きます。
R425に沿って流れる芦廼瀬川の景色です。
白谷白谷橋から芦廼瀬川の眺め。
「なんか気持ちい~!」
白谷橋の名の通り、白くて大きな石がゴロゴロしています。
R425どこまでも良い景色です。次回はのんびりサイクリングで通ってみたい道でした。
国特別名勝 瀞八丁(天然記念物)
R425から上葛川へ抜け、東中→神下→R169と走り、瀞峡へ到着しました。
浜辺には「川舟観光かわせみ」の観光船が泊まっています。
崖の上には瀞ホテルが見えます。
予約時間まで近所を散策し、「川舟観光かわせみ」で観光に向かいます。
探検隊みたいで迫力ありました~!
かわせみの船長さんの説明を聞きながら、瀞峡の遊覧を楽しみます。
1枚上着を着てちょうど良かったです♪
崖の斜面には紀伊半島の固有種のキイジョウロホトトギスなど、珍しい植物も多く見られます。
瀞八丁川を遊覧していると、熊野交通のウォータージェット船とすれ違いました。
瀞八丁キイイトラッキョウ
かわせみの船長さんに、珍しい植物の説明を聞きながら丁寧に案内していただきました。
瀞八丁アキノキリンソウ
5月がお勧めとのことですので、季節のよい時期にまた遊びにいきたいと思います。
かわせみの船長さん、ほんまにありがとうございました♪